こんにちは、アリーです。
今回は、折り紙を切って貼って作る「子供と一緒に手作りこいのぼり」です。
色の組み合わせ自由!オリジナルのこいのぼりが作れます!
大きさは、約縦15㎝×横30㎝のものです。
お子さんによって、
・はさみが使える(切る作業ができる)
・貼るだけならできる
・線を引ける
・紙を丸く切ることができる
など、工作作業の出来る範囲が違いますよね。
今回は、
「子供の出来る作業にあわせて、こいのぼりを作る」を考えてみました。
作る前の準備
工作が好きな子供なら問題ないのですが、
作る作業が長いと途中で飽きてしまいます!
お子さんにあわせて、型紙を作っておくなど事前準備をしておきましょう。
事前準備の例として(年齢別)
5歳以下のお子さんは、先に色を選ぼう
事前準備のため、先に子供に色を選んでもらいましょう!
決める色は2色です↓
・全体の色(上記画像だと、むらさき色)
・うろこの内側の色(上記画像だと、黄緑色)
例えば、上記の画像を見せて
「むらさき色の所・黄緑色の所は、何色にする?」と聞き
折り紙を見せながら選んでもらうと、子供もわかりやすく選びやすいかと思います。
*下記の年齢別の説明ですが、あくまでも目安です。
お子さんの出来る作業にあわせて、調節してください。
3歳以下
事前に全部のパーツを切って準備しておき、子供に貼るだけの簡単な作業にしてあげましょう。
追加項目
折り紙を貼る位置の目安として、鉛筆で目印を書いてあげると貼りやすくなりますよ。
目印を書く所
・顔の長方形の折り紙の位置
・ひげの位置
・うろこの位置
・しっぽの模様の位置
4歳
3歳以下と同様に
事前に全部のパーツを切って準備しておき、貼るだけの作業にしてあげましょう!
追加項目
折り紙を貼る位置の目印も書いてあげると、貼りやすくなります。
目印の箇所については、上記の「3歳以下」の所に書いてあります。
切る作業ができる場合は、しっぽの部分の直線を切る作業に挑戦してみましょう!
その場合は、しっぽ模様の幅を2~3㎝くらいに変更し、子供が切りやすい幅にしてあげましょう。
5歳
切る作業ができる子供が多いと思うので、切る線を事前に書いておきましょう!
目・うろこ・ひげのパーツは、事前に切っておき貼るだけにしておきましょう。
丸い形を切ることができる場合は、うろこの外側の大きい丸を切る作業に挑戦してみましょう
うろこの内側の小さい丸も出来るようなら、挑戦してもいいかもしれませんね。
小学1年生~3年生
ほぼ全部の工程は作れると思いますが、問題はコンパスです。
コンパスは小学3年生の後半から学校で使い始めます。
なので、コンパスに慣れてない1年生~3年生の子供には型紙を用意しておくといいですよ!
↓型紙を折り紙に置き、型紙に沿って書くだけなので簡単です。
型紙を必要とするパーツは
・目(4種類)
・うろこ(2種類)
・ひげ(形がちょっと難しいので、型紙があると楽です)
*円の大きさの詳細は、各項目に記載しています。
*型紙は、お菓子の空き箱・牛乳パックなどの厚紙がおすすめです。
小学4年生以上
ほぼ全部の工程を作ることができるかと思います。
コンパスが難しい場合は、型紙を用意してもいいかもしれませんね。
デザインは2種類
うろこの部分が違うデザインです!
うろこで使う丸の数はどちらも同じ6個です。(切る回数・貼る回数がちがうだけです)
上段のピンクのこいのぼりのデザインの方が簡単です。
作り方はほぼ同じです。
お好みのデザイン・お子さんの作れそうな方を選んでください。
用意するもの
・画用紙 白色1枚 (白い紙でもOK)
・折り紙 (枚数はのちほど説明します)
・はさみ
・のり
・定規
・鉛筆
・コンパス(*コンパスがない場合は、調味料の底など丸い形の物を型紙にうつし代用してもOK)
・黒ペン (口部分を書くのに使うので、口を書かない場合はいりません)
折り紙の枚数
色の組み合わせは自由です!
・メインの色(画像の場合は水色)
・うろこの中の色(画像の場合は黄色)を決めましょう
メインの色の折り紙 2枚
うろこの中の色 1枚
目のパーツ ・黄色 1枚
・白 1枚
・黒 1枚
こいのぼりの作り方
画用紙を切る
土台となる画用紙を縦15㎝・横30㎝の大きさに切りましょう。
今回は、白色の画用紙を使いましたが、お好きな色をどうぞ!
折り紙を切る
メインカラーの1枚を半分に切ります。
左側は顔とひげに。右側はしっぽのしま模様に使います。
左側の1枚を、下から2.5㎝の所で切ります。
ひげを作る
切り離した下の小さい折り紙でひげを作ります。
直接折り紙に書いてもいいのですが、
何回も書き直していると汚くなるので、型紙を作ることをおすすめします。
型紙をあてて書く場合は、折り紙の裏に書くことでに鉛筆の跡を消さなくてもよくなります。
裏に書く場合は、ひげの向きを逆にすることをお忘れなく!
台紙に貼る
2㎝をあけて、台紙に顔部分とひげを貼ります。
2㎝あけた部分は、あとで口を書きます。
うろこを作る
うろこの丸い部分を6個作ります。
メインカラーの折り紙・うろこの中の色の折り紙を各1枚用意します。
メインカラーの外側の丸い部分 半径2.6㎝
内側の丸い部分 半径1.8㎝
画像のように、メインカラーの上に内側の丸い部分を真ん中になるように貼る。
うろこを貼る
バランスよく貼るポイントは、
いきなり貼るのではなく、パーツを置いてバランスを見てから貼ることです。
簡単なデザインの場合
うろこパーツ6個のうち、1個だけ半分に切ります。
↑画像のようにうろこパーツを貼ります。
うろこ模様のデザインの場合
うろこパーツを6個使います。
6個全部、約3分の1くらいの大きさの所を切ります。
目安としては、2㎝の所を切り分けます。
↑このように、大きいパーツと小さいパーツが各6個ずつできます。
↑先に、大きいパーツを画像のように貼ります。
小さいパーツのうち4個を使い、2個ずつ形の違うパーツを作ります。
うろこの左から2列目・4列目の端に、↑画像ような向きで貼ります。
顔の部分の下のライン(ひげのすぐ上のライン)にあわせて貼ると、見た目がキレイですよ。
しっぽのしま模様を作る
はじめの方で半分に切った折り紙(半分は顔とひげに使いました)の残りを使います。
1㎝幅のものを7、8本使います。(しま模様の間隔によって数が変わります)
上段のピンクの場合は、間隔が1.5㎝なので7本使います。
(*最後の1段だけ間隔を1㎝に!はみ出た折り紙は切り落とします)
下段の水色の場合は、感覚が1㎝なので8本使います。
間隔を一定にすることで見た目がキレイになりますが、あくまでも目安です。
子供と作る場合は、「だいたい、このくらい」という感じで、
特に間隔の幅を決めずに、好きなように貼ってもらう方が楽しくラクに作れます。
↑参考までに、お手本通りに作りたい方は
定規をあてて貼るとスタート位置が揃うし、間隔も測りやすいです。
↑貼り終わると、こんな感じになります。
しっぽの形に切る
裏返しにして、縦は半分の7.5㎝の所、横3.5㎝の所に印をつけます。
*簡単なデザインの場合は、横を2.5㎝の所に印をつけます。
付けた点と台紙の角を直線で結び、はさみで切ります。
↑こんな感じになります。
目を作る・口を書く
目のパーツは全部で4種類
・一番外側の黄色のパーツ 半径2.2㎝
・隣の白のパーツ 半径1.8㎝
・黒のパーツ 半径1.4㎝
・一番小さい白のパーツ 半径0.5㎝
↑貼り合わせると、こんな感じです。
黒目のところは折り紙を使わず、ペンやクレヨンなどで子供に書いてもらうのもいいですよ。
目の向きによって表情がかわるので、
貼る前にどの位置に貼るか、色々試してみると楽しいですよ。
目を貼り終わったら、今度は口の部分です。
書いても書かなくても、好みなのでどちらでもよいです。
書く場合は、太いペンで書いた方が遠くから見ても見やすいのでおすすめです。
口の部分の余白は、切り落としています。
↑完成はこんな感じです!
その後、息子たちと作ってみました!
↑黒のこいのぼりは次男の作品・赤のこいのぼりは長男の作品です。
普段、工作をしない息子たち。
かなり自由な感じで作ってくれました(笑)
長男:丸く切る作業がイヤで赤の丸しか切らず、他の丸は私が切りました。
目の向きは、上向きにして個性をだしたそうです。
次男:全部のパーツは私が切り、次男は貼るだけの作業でした。
黒×ホイル折り紙(ブルー)でかっこいい感じにしたそうです。
今回の作業で、何点か気づいたことがあります!
・↑顔の折り紙を貼る位置の目印として、鉛筆で線を書いた方が貼りやすいです。
・しっぽ模様を貼る時は、間隔を決めずに子供に大体な感じで貼ってもらうといいです。
・年齢の小さい子なら、うろこを貼る位置の目印を書いてあげると貼りやすくなります。
ちなみに、次男作品のうろこの内側に使った折り紙はこちら↓
金色折り紙のようにピカピカ光る「カラーホイルおりがみ」です。
100均で購入することもできます。
うろこがピカピカ光っていて、オリジナルな作品になりました。
おすすめポイント
室内用で場所を取らない
壁に貼るタイプなので、置く場所に困りません。
100均などで「はがせる両面テープ」があるので、使用みるのもいいですよ。
*テープを使う場合は、壁を傷つけないか確かめてから使用しましょう。
アパート・マンションなど、ベランダにこいのぼりを飾れない方にもおすすめです!
賃貸など壁に貼れない場合は、衣装ケースやボックスなどどこにでも貼れるので便利です。
こんな感じ↓
はさみの練習に
今回の作業では、
・直線を切る
・丸い形を切る
という工程が多いので、はさみの練習には最適かなと思います。
丸い形を切るのは、難しいですよね。
我が家の息子たちも、いまだに上手く丸い形に切れません。
普段、はさみを使用しても直線が多く、丸い形を切る機会はなかなかありません。
工作など何かを作り上げる中で、楽しくはさみの練習ができるかなと思います。
世界に一つだけのオリジナル
子供に、好きな色(メインの色・うろこの中の色)を選ばせることで、
世界に一つだけのオリジナルこいのぼりを作ることができますよ!
今回のこいのぼりの台紙(ベース部分)は、白色の画用紙を使用しましたが、
色付きの画用紙にすることで、また違った感じのこいのぼりも出来ます。
柄の付いた折り紙を使用しても、面白いかもしれませんね。
ちなみに、
ダイソーに40色入りの折り紙がありましたよ↓
さいごに
今回は、「子供にあわせて、一緒に作るこいのぼり」を紹介しました。
息子たちがいまだに、うまく丸い形が切れなくて困っております。
少しでも、はさみの使い方がうまくなってくれたらな~という願いと、こいのぼりや兜など、五月の節句らしい物を持っていなかったので、代用できる物として考がえてみたものです。
「子供と楽しく作る!」ということが一番大事です。
上手く作れなくて当たり前なので、たくさん褒めてあげましょう。
五月の節句前の休日の暇な時など、子供と一緒に作ってみてはいかがでしょうか。
少しでも参考になれば嬉しいです。
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